TEX Yoda
「ヲチモノ- トラックポイント搭載のコンパクト・メカニカルキーボード『TEX Yoda』」の記事を見た瞬間に背中に電気が流れたと思ったよ。そのブツが届いたので簡単にレポート。
メーカーはTEX Electronics Co., Ltd。FBのページはこっち。
注文時のスペックは以下の通り:
- Switch Type: Black Switch
- Aluminum case color: Grey
- Keycap Type: Black - Laser print
お値段:$259.00(USD)
最近はUNICOMPのEnduraProを使っていたのだが、こいつの音がハンパなくうるさい!バックリングスプリングのシャコーン!シャコーン!と響くキーボードは打っていると気持ちいいだが、どうもこの音が気になってしょうがなかった。そんな中、こいつと出会ったので即買う事にしてみた。
使ってみた感想は以下の通り:
PROS:
- 本体の質感はアルミ削りだしなのかな?ずっしりしている印象
- アルマイト処理された表面が素敵!
- 黒軸は素直なストレートな感覚(これは人の好みによる?)
- EnduraProにはないマウスの真ん中のボタンがあるので、スクロール時に助かる(真ん中スイッチ+トラックポイントで上下スクロール)
CONS:
1時間程使ってみたけど、EnduraProよりYodaの方がしっくりくるかも。ただ、HHKとかに慣れていない自分なので、少ないキー数にはちょっと戸惑う。チルダのキーをESCにしたり、日本語への切替をSHIFT+SPACEに切り替えたりと、自分の慣れを変えないといけないのが辛い。でも、このキー感触はいいし、なんたってトラックポイントがあるのが最高!
BOOKSCANを使ってみた
本棚を増やしたくないし、そもそもリファレンス系はたまに見るだけだから電子化してもいいんじゃね?って事で、面倒な事が嫌いな自分は自炊はせずにBOOKSCANに頼んでみた。
プレミアム会員というのがあるらしいのだが、9,980円/月額で50冊/月をスキャンしてくれるらしい。さすがにそこまで本は買わないし、今回は単発でお願いする事にした。
時系列で書くと:
11/05:通常会員で41冊を申込み、スキャン開始予定は12月26日
12/06:納期短縮の案内が届き、12月13日に変更
12/07:持ち込み予約で12/11を登録
12/11:車で3箱分を持ち込み
12/13:サポートセンターから冊数オーバーの連絡あり、追加料金支払い
12/16:スキャン完了、全て手元にダウンロード
車で持ち込んだのは、自宅から30分くらいの場所に持ち込み場所があった為。送料とかを考えるとこの方法が自分にとってはよかった。
ただ、やっちまったのが冊数オーバー。これは完全に自分の認識間違いで、100円/冊(350ページ以内)という値段の350ページという所を全く気にしていなかった事。かなり厚めの洋書だと、「Applied Cryptography」で788ページ、CJKVで1134ページなので完璧にオーバーしまくってた。結局30冊の追加分を銀行振り込みで対応。この辺り、全てWEB上でのやり取り+メールでのアラートが届く仕組みが用意されていて、非常によくできていると思った。
できあがったファイルも非常にクオリティが高かった。これを自分でやる根気はないので、助かったわあ。とりあえずPC上で見るにはPDFを普通に開けばいいんだけど、タブレットにぶち込みたいので最適なデバイスを現在検討中。前から使っていたKindle Paperwhite Gen1だとチューニングしたデータが大きすぎる&容量が少ない(1GBちょい)ので、電車の中で読む本を選んで入れるしかないようだ。こうやって使い別けるしかないのかなあ。ファイルを選らんで転送する手間はちょっと面倒だけどね。
総評:BOOKSCANオススメします!
東京ディズニーランドの無線
今日は家族と東京ディズニーランドに行ってきたので、IC-R6で業務に使われる無線をウオッチしてみた。
メモリにぶち込んだのは以下の周波数:
1波 414.90MHz
2波 154.03MHz
3波 373.6125MHz
上記三つが比較的アクティブ。上記以外に460MHz辺りの周波数を事前に調べて入れおいた。
テーマパークなので大ぴらにウオッチするのも何だか嫌な感じだったので、今回は可能な限りわかりにくくする為に以下の機器を用意:
受信機:ICOM IC-R6
Bluetooth送受信機:Avantree BTTC-200
Bluetooth受信機:Logitec LBT-HS400
これらを使ってみた機材の感想:
- AvantreeのBluetoothはペアリングが簡単にできて、無線を聞くには十分な音質
- Logitecの受信機はコンパクトでほとんど邪魔にならない
- 受信機の電池は3時間ほどしか持たなかったのでお昼からイヤホンに切替
- イヤホンはジャケットを着ている分には見えにくい
1波では色々な情報が流れているので助かった:
- 天気情報が定期的に流れていたので、午後から風が強くなるのを知る事ができた
- ファストパスがなくなると直ぐに情報が流れる
- リアルタイム情報はスマホ対応されているこちらが便利:http://tokyodisneyresort.info/
- パレードの開始などを把握できる
- アトラクションの故障情報等も流れるので、事前に状況を把握できる
1日に数万人ものお客さんが来園しているディズニーランド、裏方ではテンポ良く情報交換をされているようだ。無線だけではなく、PHSも活用しているし、各アトラクションから集まるデータなどの量を考えると集中管理している本部は大変なんだろうな~と、感心した一日だった。もちろんアトラクションも楽しんだけどね!楽しましてくれたオリエンタルランドに感謝感謝。
クラウドストレージの使い別け
何個かのクラウドストレージを使ってみたので、各サービスの簡単な印象と使い別けについて書いてみた。
ここ最近、色々とデジタル化が多くなってきたので、その管理方法には頭を抱えていた。音楽のMP3、本のPDF、メモはテキストファイル、写真データ、動画データ、書類をスキャナーでデジタル化などなど、これらのデータが吹っ飛んだら色々と困るのが目に見えていえる。仕事柄、常に意識していた自分のモットーは「backup is your friend」。万が一、データが消えたり破損したりしても、バックアップさえあれば何とかなる。これ、本当に大事。
これまではHDDに入れたデータはDDSで定期的にバックアップしたり、CDRやDVDRに保存をしてオフサイト(実家だけど)に保管したりと、色々と面倒な事が多かったけど、最近はクラウドストレージという便利な物が増えてきて本当に助かっている。ただ、各サービスにはそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットを色々と検証した上で自分にあったサービスを使い別ける事にした。
以下、各サービスを使ってみた印象:
1) Google Drive
- メリット:
- 検索が速い!
- スマホとかからも簡単に開けてモバイルデバイスからのアクセスが容易
- 同期も比較的速い
- 同期するフォルダを複数持てる
- 有料プランも安い
- デメリット:
- あまりないかも
2) SugarSync
- メリット
- 小さなファイルであればサクサク同期する
- 写真を共有したり、写真を見るには比較的便利
- 同期するフォルダを複数持てる
- デメリット
- かなり大きなファイル(数十~数百GB)だと正常に同期できない
3) Dropbox
- メリット
- 同期が爆速
- 大きなファイルでも時間はかかるものしっかりと同期する
- デメリット
- 同期できるフォルダが一つのみ
自分の使い方は以下の通り:
Google Drive
- テキストデータや検索できる物は全てここにアップ
- スキャンした本、書類データ、テキストメモ
SugarSync
- 写真を全て(容量が足りないので有料プラン購入)
- 同期するマシン毎にフォルダを用意して、バックアップしておきたいファイルをここにアップ
- 全てのマシンで即共有したいデータをアップ
という感じに使い別けて運用中。これ以外に、いままで抱えてた大きなファイル(100GB以上)のセンシティブなデータ、これはTrueCryptで暗号化してあるファイルでDropboxに保存をしてたけど、更新頻度が低いので常時同期している必要性がなく、Amazon Glacierに定期的にアップする事で解決。
ここまで書いて思ったのだけど、写真を見るのはローカルで十分と割り切ればSugarSyncを廃止して、Google Drive + Dropboxでも十分かもしれない。うーむ、また整理するか・・
Amazon Glacierを使った個人向けバックアップストラテジー
個人でAWS?!と思うが、値段が非常に魅力的なので使ってみた。
公式ページはこちら:https://aws.amazon.com/jp/glacier/
魅力的なのはストレージ価格。東京リージョンで$0.012GB/月!
用途としては、常に手元のデータをどこかに同期しているというより、あるタイミングのデータ(スナップショット)を長期的に保存したい場合に最適。
今回は30GBちょいあるMP3をアップしてみた。
使ったソフトはFastGlacier(http://fastglacier.com/)。
手順は以下の通り:
1)AWSのアカウントを設定
・必要なのはAccount Name/Access Key ID/Secret Access Keyの三つ
2)FastGlacierにアカウント情報を設定
3)FastGlacierのオプション変更(Tools→Options→General)
・Enable multipart uploads with part size -> 4096MB ※1
4)MP3を7-Zipで非圧縮で固める ※2
5)FastGlacierの中でリージョン内に新しいVaultを作成
6) アップロード
注意点は2箇所:
1)アップする際にはAPIのアクセス数によって課金されるので上記の設定だと4GBのパートに分割してアップ
2)上記のアクセス数を減らす為に大きなファイル1個にまとめるのがベター
実際に動かしてみて気づいた点:
・FastGlacierは非常に使いやすいソフトでオススメ
・4GBのパートはチェックサムの計算なのか、アップがスタートするまで多少時間がかかった
・アップが開始した後は2つのアップロードが同時に走り、トラフィックはコンスタントに7-8Mbps出てた
・個人ユースであれば、Freeバージョン(アップ数が同時に2つのみ)でも十分だと思う
総評:アーカイブ目的のバックアップとして、Amazon Glacier + FastGlacierはオススメ!
これで部屋が火事になってPCとNASの両方を失ってもMP3を復活させるようになったぜ!火事にはなって欲しくないけど・・・
自宅ルータのログ監視
自宅なんで厳密に監視をしなくてもいいんじゃね?とも思うのだが、人間が設定を管理している以上、やっぱり何かやってしまうもんだ。そういうミスを犯した際、早期に発見するにはログ監視が有効。ただ、毎日ログを見るのはかったるいので、こんなスクリプトをクロンで回している。
#! /bin/bash day_before=`date +"%h %e" --date="-1 day"` day_before_subject=`date +"%Y/%m/%d" --date="-1 day"` cat /var/log/routers.1 /var/log/routers \ | grep -e "$day_before" \ | egrep -v "router \[IKE\] respond ISAKMP phase to some-ip" \ | egrep -v "router \[IKE\] respond IPsec phase to some-ip" \ | egrep -v "router \[IKE\] initiate informational exchange \(delete\)" \ |<省略> | mail -s "daily network watch ($day_before_subject)" hoge@hogehoge
こんな感じにsyslogで回収したログをregexでいらん部分だけを排除して、毎日メールで送ってくれる。上記ではIPSecで拠点間を繋いでいる関係のログで、定期的に出ているので省いている。何事もなければ空メールだし、telnetとかで入った場合はそのログだけが出るという感じ。
先日、実家のネットワークで変なログが出てたので調べてみたら、両親のパソコンが怪しいソフトに犯されていた。こういうのが即検知できるのを待っていたぜ!
最近では中国のIP(183.60.48.25)からPPTP接続が来るのを何度も検知してて、これはreject-nologを設定にぶっ込んでおいた。MS-CHAP V2の脆弱性を狙っているようではなさそうだとは思うけど、とりあえず183.0.0.0/10はリジェクト設定。なんなんでしょうね、これ。
はてなブログに移行
2年くらい放置していたブログなんだけど、自分でWordPressのアップデートとか面倒だったし、ホスティングサービスをDBが利用できない安価な物に移行したいと思っていたので移してみた。
移行手順で参考にしたブログ:
http://tech.guitarrapc.com/entry/2013/09/12/143654
エントリー数がそんなにないので、かなり簡単に移行できたのが嬉しい。微妙にフォーマットが変なのもあるけど、まあ読めるからいいっしょ。