クラウドストレージの使い別け
何個かのクラウドストレージを使ってみたので、各サービスの簡単な印象と使い別けについて書いてみた。
ここ最近、色々とデジタル化が多くなってきたので、その管理方法には頭を抱えていた。音楽のMP3、本のPDF、メモはテキストファイル、写真データ、動画データ、書類をスキャナーでデジタル化などなど、これらのデータが吹っ飛んだら色々と困るのが目に見えていえる。仕事柄、常に意識していた自分のモットーは「backup is your friend」。万が一、データが消えたり破損したりしても、バックアップさえあれば何とかなる。これ、本当に大事。
これまではHDDに入れたデータはDDSで定期的にバックアップしたり、CDRやDVDRに保存をしてオフサイト(実家だけど)に保管したりと、色々と面倒な事が多かったけど、最近はクラウドストレージという便利な物が増えてきて本当に助かっている。ただ、各サービスにはそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットを色々と検証した上で自分にあったサービスを使い別ける事にした。
以下、各サービスを使ってみた印象:
1) Google Drive
- メリット:
- 検索が速い!
- スマホとかからも簡単に開けてモバイルデバイスからのアクセスが容易
- 同期も比較的速い
- 同期するフォルダを複数持てる
- 有料プランも安い
- デメリット:
- あまりないかも
2) SugarSync
- メリット
- 小さなファイルであればサクサク同期する
- 写真を共有したり、写真を見るには比較的便利
- 同期するフォルダを複数持てる
- デメリット
- かなり大きなファイル(数十~数百GB)だと正常に同期できない
3) Dropbox
- メリット
- 同期が爆速
- 大きなファイルでも時間はかかるものしっかりと同期する
- デメリット
- 同期できるフォルダが一つのみ
自分の使い方は以下の通り:
Google Drive
- テキストデータや検索できる物は全てここにアップ
- スキャンした本、書類データ、テキストメモ
SugarSync
- 写真を全て(容量が足りないので有料プラン購入)
- 同期するマシン毎にフォルダを用意して、バックアップしておきたいファイルをここにアップ
- 全てのマシンで即共有したいデータをアップ
という感じに使い別けて運用中。これ以外に、いままで抱えてた大きなファイル(100GB以上)のセンシティブなデータ、これはTrueCryptで暗号化してあるファイルでDropboxに保存をしてたけど、更新頻度が低いので常時同期している必要性がなく、Amazon Glacierに定期的にアップする事で解決。
ここまで書いて思ったのだけど、写真を見るのはローカルで十分と割り切ればSugarSyncを廃止して、Google Drive + Dropboxでも十分かもしれない。うーむ、また整理するか・・