米国版 iPhone 4 SIMフリー
USでSIMフリー版が販売されたタイミングに米国にいたのでPalo Altoで早速購入。
値段は$649+9.25%(税)、82円/$で5万8千円ちょい。香港版を購入しようかと悩んでた矢先だったので、ナイスタイミング。
incaseのケースを付けてます
とりあえず b-mobile の1ヶ月定額使い放題データ通信用(U300)をゲットして設定:
・SIMを刺す
・iTunesから接続して登録
・b-mobile用にAPN設定
・開通手続きにダイヤル
wktkしながら待つ事、30分くらいで接続ができる事を確認。意外とサクっとできた。
次にテザリング用のAPNを同じAPN情報で設定。テザリングをONにしてNexus Sから接続確認。これもサクっと完了。これは楽ちん。
b-mobileのU300はちょっと遅い印象があるけど、とりあえずSoftbank回線のNexus Sと併用をして様子見。
Eye-Fi 導入
まあ、ブログって写真があった方がイイネ!って事で導入してみました。
Eye-Fiは発売当初からラインナップが増えて、現在は以下の通り:
- CONNECT X2
- EXPLORE X2
- PRO X2
CONNECT X2は容量が4GB、他の二つは8GB。EXPLOREはジオタグや公衆無線LANが使え、PROはそれプラスRAW写真対応とアドホック通信が可能できるらしい。ジオタグとかいらないので、自分はCONNECT X2を購入。
撮影した写真を落とすマシンに付属のリーダを刺すとソフトがインストールできて、あとは説明書通りにスムーズにインストールができます。インストール時にWEBサービスにアップができるので、とりあえず非公開のPicasaフォルダを指定し、gmailにアップ完了のアラートを飛ばす様に設定。
多少迷ったのは、Adobe AIRで作られているらしく、インストール時にAIRのアップデートを催促され、そのタイミングでインストールが最後までいかなかったくらい。カードを抜き差しして、ソフトを立ち上げ直した所、自分のアカウント登録画面から進んだので無事解決。
面白かったのは写真を撮影してからのファイルをアップするまでの挙動:
- 写真撮影後に裏で勝手にアップしている
- Picasaにアップ
- gmailにアラート
- PCのローカルフォルダに保存
てっきり、ローカルフォルダに先に保存してからPicasaにアップするのかと思っていたら、想定外のアップ手順でびっくり。
ちなみに一回だけの計測で精確なアップ速度ではないですが、(2)まで1分以内、その2分半後に(3)まで完了。その後の30秒くらいで(4)まで完了。感覚ですが(2)から(3)までは2分もかからない時もあるので、ポーリングのタイミングかと。
パッケージに書いてある通り、「シャッター押すだけ あとは全自動」のままですね。
それにしても、付属のソフトで笑えるのが、設定中の確認画面のメッセージ:「エライ!」、「バッチリ!」、「イヤッホー!」、「ブラボー!」。このノリ、嫌いじゃないです。堅苦しい、「確認しました」、「保存しました」という冷たい感じではない、何かアメリカンなノリ。
ブラボー!
iPhone 3GSのバッテリー交換
購入時は一日以上持っていたバッテリーが一日ギリギリしか持たなくなってきたので、バッテリー交換に挑戦。
バッテリー購入元はエコ・パーツ。オリジナルは1220mAhなんだけど、交換パーツは1600mAh。長く持つのかは謎。
交換手順はここを参考:
手順が非常にわかりやすく、ツールさえあれば自分でも簡単に交換ができました。
以下、自分のメモ:
再起動後は時刻を合わせて特に動作に問題なし。予想以上に楽だったのは詳しい交換ブログエントリーのおかげ!感謝感謝。
2011/03/25:追記
どうやら純正以外のバッテリーでiOSをアップデートすると「不明なエラー(29)」が出てアップデートができないとの事。自分も同じ現象が発生して、色々と試してみましたが、回避できなかったです。純正バッテリーもまだ残っていたのですが、バッテリー残量が少ないのか、今度は違うエラーが出たりして、もうゲンナリです。バッテリー交換をする方は気をつけてください。私はもう面倒なので素敵な文鎮化で諦めました。というのも、メインのスマホはNexus Sにしているからです。
仮想化専用マシン ? 1年間の運用後
1年稼動をさせている仮想化専用マシンですが、ある程度実績ができたので、メモ代わりに感想をツラツラと。
結論から書くと、多少の問題はありつつも使用用途を割り切れば、期待通りに便利でした。
メリット:
1)複数のOSを物理的に1台で済ませられる
2)上記に伴い、常時起動しているマシン台数も削減
2)OSのクローン作成やロールバックが簡単にできる
デメリット:
1)Windowsのアップデートが面倒
2)VMware Toolsの為にカーネルのリコンパイルは面倒
3)USB問題
4)もっさり感
以下、デメリットについての詳細。
Windows Update
もう、脱力感たっぷりなのが、Windows Updateの頻度です。多いときは毎週発生するので、その度にUpdateをかけて、リブートです。デメリットの#4の問題もあるので、毎週一度は全ゲストをRDP経由で「shutdown -s -t 0」で落とし、ホストのVMware Workstationを落としてから、ホストをリブートし順番にゲストを起動。この作業だけで30分くらいはロスをします。しかも、ゲストのWindowsを起動してからすぐにRDPでログインをすると意味不明にプロフィール情報がないと怒られ、草原のバックグラウンドでログイン状態(つまり、ユーザ個別のプロフィールがまっさら)になります。これはWindows + VMware固有の問題かもしれませんが、不定期に発生する問題なので問題の特定ができてません。
VMware Tools & Linux
Windowsと違い、奇妙なユーザプロフィールリセット問題やリブートを強制するアップデートが少ないLinuxですが、カーネルをアップグレードするとVMware Toolsの為にカーネルのリコンパイルが必要だったりします。正直、これは面倒なので、放置プレイです。
USB問題
USBデバイスをホストに刺し、ゲストで使用するには、ホストへRDPをして、ゲストに刺したUSBへのアクセスを許可する必要があります。これがまた面倒です。特定のUSBデバイスが接続された場合は必ず特定のゲストに接続するオプションがあればいいのですが、残念ながら見当たりません。
ここ最近のWindows Updateなのか、VMwareのバージョンアップ(6.5.4)なのかは特定はできていないのですが、カードリーダを接続して、SDカードから大量のデータを転送するとゲストのWindowsがリブートします。結局、別のマシンに一度データをコピーしてから、ゲストのフォルダをネットワーク共有して、ファイルをネットワーク越しにコピーして回避してます。
これらの経験からして、ゲストOSにUSBデバイスを接続するのはあきらめる事にする予定です。接続するデバイスはそんなにないので、USB接続は他のメインのPCにし、データはネットワークに接続したファイル専用の別マシンに集中するかもしれません。
もっさり感
Linuxでは感じないのですが、Windowsは2週間以上起動していると、もっさりしてきます。2-3ヶ月起動しっぱなしにしたい所ですが、上に書いた通り、Windows Updateもあるし、1週間に1回はリブートをかけるしか解決策はありません。
最後に
デメリットを多く書いてますが、メリットは大きいです。管理する物理ハードが少ないのは非常に楽ですし、静音対策もしてあるマシンなので、起動しっぱなしでも全く気になりません。これからストレージ専用のマシンをどうするか検討するか・・・
仮想化専用マシン ? ゲストOS
仮想化専用マシンのゲストOSについてです。
OSインストールの基本
VMwareのゲストOSインストールは非常に簡単です。新規に仮想マシンを作成、イメージの場所、OSタイプ、メモリなどを指定してあげればOK。ブートする際にLinuxであればディストロ用ISOをマウントしてブート、Windows系であればホストマシンのドライブにインストールディスクを入れて普通にインストール作業ができます。一点だけVMwareの優れていると感じたのは、Windowsを選んだ際にライセンスキーを事前に入れておくとインストールの手間がかなりはぶけます。後はマニュアル通りにVMware Toolを入れればホストとゲストの時計を同期させる設定等をするだけ。
ネットワーク設定
初めてVMwareを使った時に迷ったネットワーク設定ですが、基本は二つ:1)試験的にOSを試すならNATで十分 2)ゲストOSへホストOS以外からアクセスするならブリッジ。ネットワーク側から見ればブリッジ設定をした場合、ゲストだろうがホストだろうが、別IP/ARPが割り当てられているので今回のような仮想化専用マシンの運用をしている場合、複数のマシンがあるように見えます。
注意する点
基本、sshでアクセスする最低限の構成なので、Linuxは特に問題はありません。
WindowsはRemote Desktop(以下RDP)でアクセスしているのですが、色々と悩まされる点があったのでメモっておきます。
- Winキーがスタックする
- いまだにわからないですが、たまにWinキーがスタックして、ゲストOSにRDPで入るとWinキーが押されている状態になる事がたまに発生します。根本的な解決方法もなく、過去にもこのような問題があったとネット上で報告はありました。とりあえずの解決方法としては、Winキーを連打すると治ります。もうなんというか、脱力感いっぱいの解決方法ですが、たまにしかならないのでこれで我慢してます。
- Windows XP HomeはRDPできない
- これの為にProfessionalを買うのは何ともしっくりこないのですが・・・ま、レジストリいじって、ゴニョゴニョするとできるので、そのうち詳細を書きます
- プロファイルデータが壊れる
- 正常にシャットダウンしたと思って、ホストもリブートした後にゲストを立ち上げ、ログインをしようとするとプロファイルデータが壊れました!とエラーが表示され、草原のデスクトップが出てくる事があります。これも原因不明ですが、そういう時は何も考えないで、ゲストをリブートすると治ります。原因は全くわかりません。再現性が低いのでこれも、どうでもいいやモードで黙ってリブート療法です。
- 常時稼働のマシン
- ちょっと夜にゲームのパッチを落としたい!でも電気を食うメインマシンを立ち上げっぱなしにしておくのはいやだ!という時に仮想化マシンのOS上でダウンロードをしておくと楽ちんです。
- バックアップとリカバリー
- 1TBのドライブ1台目(C:)にホスト、2台目(D:)にゲストを入れて運用しているのですが、毎晩BunBackupでゲストのイメージをホストのOSに入っているドライブ(C:)にコピーを置いてあります。こうすると、仮にCドライブが飛んでも、ホストの再インストールだけで済み、Dが飛んでもイメージのコピーがCにあるので、リカバリーが簡単です。実践できていないですが、実際に障害が発生した際の復帰はすぐにできるはず。
- スナップショット
- Ubuntuでよくやるのですが、クリーン状態のOSを用意して、スナップショットを保存してから色々とパッケージを突っ込んで、メモった手順を元にスクラッチ状態から手順を繰り返す作業が簡単にできるようになってます。毎回OSの再インストールとかしないでもクリーンなスクラッチ状態に瞬時に戻せるのは非常に便利です。
便利なポイント
数ヶ月稼働してますが、素敵なポイントを何点か。
不便なポイント
- 動画再生には向いてない。RDPで動画再生は遅延が大きすぎて避けた方がいいです
- 複数のホストをRDPでアクセスしていると、今どのマシンに入っているのか?!と迷う事があります(笑)
- USB機器を差し込んだ際、ホストOSに入って機器をホストから切断してゲストに接続してからでないとホストにはUSB機器がみれません。これが結構手間だったりする。
総評
RDPの問題がほとんどなので、そこが解決できると色々と幸せになれるのかと思っています。RDP用のクライアントソフトでタブ表示ができる物とか結構あるようなので、これらを試してみるのもいいかと。
仮想化専用マシン - ホストOS
仮想化専用マシンのOSについてです。
OSの選択
「10年前はWindowsなんて使ってらんねーよ!」と言っていた自分ですが、まあ、おっさんになったのもあるのか、Windowsがプライベートで使うのには十分安定したのか、Windowsでもかまわないかと思い、今回のホストOSはWindows Vista 64bitのBusinessバージョンにしました。
ちなみに、他の仮想化ソフトは知りませんが、VMwareの場合、VMware自身を走らせるOSを「ホストOS」、VMware上に走るOSを「ゲストOS」と呼びます。
基本条件として必要なのは:
・64bitでがっつりメモリを扱える
・VMwareが安定して動く
以上です。
上記以外ではどうしてもゲストだけではなく、ホストでもUSB接続で何かを検証したい時にドライバのあるWindowsの方が便利だと考えてWindowsにしてあります。実際に数ヶ月走らせていますが、想定していたようなユースケースがなかったので、ケチってUbuntuの64bit版でも十分だったかもしれないです。(涙)
チューニング
インストール後にやった事は以下の通り:
・BIOS設定:
・NumLockをデフォルトオフ
・ブートの起動順番をHDD->CD->FD
・うざいBIOSのスプラッシュをオフ
・ネットワーク:固定IP
・OS設定:
・リモートデスクトップを許可
・サイドバー削除
・電源オプションで高パフォーマンス設定
・Windows Updateを死ぬほど実行
・Windows Updateをダウンロードのみ
・SuperFetchのサービス停止
・ソフト:
・アンチウィルス
・VMware Workstation 6.5.2
運用手順
Windows Updateがなんだかんだ発生するので一週間に一回は全ゲストOSを落として、ホストのマシンはリブートをかけています。VMwareを落としてからHDDへのアクセスが止まらない原因がよくわからなかったのですが、SuperFetchがゲストOSのイメージを書き込んだ後にフェッチしているようでした。これをオフにしてからVMwareを落としてもすぐにHDDへのアクセスがなくなったのでこれでOKでしょう。
3ヶ月運用してみて
快適です。ホストOSは上記のSuperFetch以外には奇妙な動きをする事なく稼働しています。cactiの設定を詰め切れていないのが残念ですが、とりあえずCPUのUtilizationを見ている限り、ゲストOS上のアプリにもよりますが、4つのコアは10-40%くらいでスカスカです。まだ全部のコアをMAXまでプッシュしていないので、限界状態でホストOSの挙動がどうなるかはそのうち試してみようかと思います。
仮想化専用マシン
長年使っていたサーバ達がそろそろ厳しくなってきたので、新しいマシンを作ってみました。今回は仮想化技術を使って複数のOSを一つの常時稼働サーバに集約する事を目標にし、構成をこんな感じにしてみました。
CPU:Core 2 Quad Q9550S (2.83GHz)
ケース:Antec P183
HDD:HGST 1TB 7200RPM SATA (HDT721010SLA360) x4
メモリー:Patriot Memory PC2-6400 2GB (PSD24G800KH) x2
グラボ:WinFast PX8400GS TDH 256MB HS
電源:KRPW-J500W
OS:Windows Vista Business 64bit版
CPUクーラー:MUGEN2 (SCMG-2000)
追加ファン:Scythe KAZE-JYUNI (SY1225SL12SL) x2
このマシン上にVMware社のVMware Workstationを導入し、ゲストOSをブリッジネットワーク設定で動かしています。現在は、XPを2つ、Ubuntuを3つ、Windows 7を試験導入して、気が向いた時に各OSを使ってます。
ここ3ヶ月近く運用してみた感じ、かなり期待通りのセットアップになったと感じてます。なによりも、複数のOSをいつでも動かせる、スナップショット&ロールバックができる、バックアップも簡単という点では満足度が高い。
導入時のトラブル、設定内容、運用方法などについて後日アップしまーす!